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多糖類の製造
これまでは、水溶液中で均一触媒を用いて医薬品原薬(多糖類)を合成。 合成反応の都度、触媒を必要としていた。 イオン交換樹脂に触媒を担持させることで、連続反応を可能としたい。
室町ケミカルの解決方法
イオン交換樹脂の選定および反応方法の検討
触媒を担持可能なイオン交換樹脂を、数十種類の中から選定
触媒をイオン交換樹脂に担持させる方法を検討
触媒を担持したイオン交換樹脂への通液条件を検討
通液速度、温度、pH、循環運転等
検討の結果
評価試験を行った結果、以下の評価が得られました
① 副反応を抑制しながら、触媒反応が連続的に行われていることを確認
副生成物が少ないことを確認
② 未反応物は、再度イオン交換樹脂に接触させることで、反応物の回収率を上げることが可能であることを確認
③ 担持した触媒は、イオン交換樹脂に保持されていることを確認
④ 触媒担持樹脂を用いることで、後工程での触媒の分離が不要
ご相談いただいた結果
医薬品原薬である多糖類の製造に、触媒担持樹脂を適用
触媒:金属化合物
樹脂:強塩基性陰イオン交換樹脂(Muromac XMA-4423)